平成22年9月4〜5日 秋期一泊参禅会を修行いたしました。 秋期とはいっても今年は酷暑が続き、夏期参禅といった様子でしたが、標高550メートルの当山では、朝晩が秋、昼間には夏と二つの季節を感じられる頃となりました。 参加者は小学校3年生から70代の方まで27名のご参加です。特に今回は初参加の方が多く、小学生・中学生の参加もあって参禅会全体が活気づいていたように思います。 日程は坐禅や勤行、作務(清掃作業)に加え、二日目には写経にも取り組みました。 二日間の修行を終えると、さわやかな感動が心に残ります。 何度も、何度も参加してみたい… そんな参禅会になることを願っています。
生活説明(オリエンテーション)に続き開講式が行われます 般若心経を唱え修行成就を願います
食事作法を通じ日本文化について考えてみる。 作法を実践する貴重な時間です
掃き掃除や拭き掃除に取り組みます。
心は静寂へと…
午後七時からの夜坐には 日帰り参加の9名が加わりました 歩く坐禅=経行(きんひん)は坐禅と坐禅の間に行います 坐禅の最後に「普勧坐禅儀」を読誦いたします
暁天とは朝の坐禅のこと 坐禅は連策(全員に警策を入れること)から始まり 坐禅中には暁鐘(ぎょうしょう)が響きます。 大開静(だいかいじょう・坐禅堂の木版と庫裏の雲版が交打する)を打ち鳴らし坐禅は終了 朝のお勤めへと行事が続きます
般若心経276文字を毛筆で書き写します
心地良い疲労感と充実感を味わいながら 「また、次回会いましょう」と、 参加者皆さんでお声掛けが… 小学生・中学生も最後までがんばっていました。 またのご来山、ご参加お待ちしております